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明治神宮で奉納土俵入り(手数入り)

明治神宮で横綱の奉納土俵入り(手数入り)

毎年1月上旬に明治神宮拝殿前で大相撲の横綱力士によって行われる『手数入り(でずいり)』と呼ばれる奉納土俵入りです。初場所を前に行われ、土俵入りが始まる1時間前には、拝殿前に設置されたイスは見物客で一杯になります。

15時頃から親方衆に続いて力士たちが神前に参拝。参拝終了後に客殿で身支度を整え、神職と親方ら着席のもと、南神門(原宿口から入ってきた正面入り口)から入場した横綱らが土俵入りを奉納します。この様子は民放テレビで生中継されたり、NHK他のニュース番組で報じられます。

神社の境内で行われる奉納行事を同じ場所で見物する形なので、一般の観覧に料金等の費用は請求されません。ただ、過去の新横綱昇進お披露目の土俵入りでは、境内の混雑が激しくなって入場制限がかけられた事があります。

現地の様子と準備

寒い1月の夕方前という時刻の開催なので防寒対策を。日が傾く時刻で、日当たりの良いところならポカポカと温かいのですが、多くを占める陰の場所は冷えます。特に、椅子を確保するには早くから来て長時間座っている必要があるので、腰下まで覆える防寒上着をお勧めします。

利用できる屋内施設

近年、境内の飲食施設が新しくなり、寒いこの時期には特に有用です。南門または東門から出て原宿口方面に行ったフォレストテラス明治神宮で温かい飲食とお土産、トイレが利用できます。

過去の開催記録

2020

1/7 15:00から雨天のため、社殿内で行われた。横綱 鶴竜、太刀持ち 正代、露払い 霧馬山。

2019

1/8晴れ。15:00から白鵬・鶴竜・稀勢の里らによる土俵入り開始。約2000人の観衆との報道。昼の番組で生中継で放映された。

2017

1/27、新横綱 稀勢の里の奉納土俵入りで、11:00頃から入場規制がかかり、14:00過ぎで本殿まで行けないほどの混雑になり、東神門が閉じられる。14:30前には南神門も閉じられた模様。15:50、拍子木と共に拝殿前に入場。3分ほどの雲竜型土俵入りの後、退場。1万8千人の観衆との報道。

2014

奉納力士は、横綱白鵬と日馬富士。土俵入り直前からチラホラと雨が降り出しながらもギリギリで雨中奉納は避けられた。

入場料

かかりませんが、神社の境内という神域です。

URL http://www.meijijingu.or.jp
交通
電車
・JR原宿駅から徒歩15分くらい
・東京メトロ有楽町線・北参道駅から徒歩15分くらい
食事処

レストラン代々木の他、軽飲食できる食事処がある。それ以外は、原宿門のところに喫茶店がある以外は境内の外に出ないとない。