東京の1月:東京人の東京観光 - 東京生まれ東京育ちな東京人による東京再発見の為の東京観光名所 風景写真体験記

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東京人の東京観光

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酉の市(とりのいち)

酉の市(とりのいち)

酉の市(とりのいち)

■友人に酉の市と縁起熊手を簡潔に説明してみた。
縁起熊手は、意味を知ると人によっては人生変えるくらいの力持ってるようです。要するに幸福に成る為の要素がギュッと詰まってる。屋外清掃に使う熊手は落ち葉を掻き込むけど、縁起物の熊手は同じ方法で福を掻き込むんだね。そこには自分の周囲にはたくさんの福がある意味や、福が来るのをただ待っているだけでなく自努力で掻き込む必要がある意味も込められている。熊手にはいろんな福物が付いてて種類があるけど、どれを選ぶかは来年に得たい福が飾られ ているのを選ぶってこった。縁起熊手の市が11月なのは来年の一年間に飾るものを今年買っておくのに都合のよい時期で、日取りは酉(トリ)の日が選ばれる。ちなみに、縁起熊手のツメはたった5本で実用具としての熊手としては少ないけど、これは鳥類のタカのように掴んだら離さないを意味してる。その意味もあって、縁起熊手は「大鳥神社」の系統で盛大に売られている。江戸浅草が発祥だそうで、関東近辺が主な文化圏らしい。浅草の大鳥神社や新宿花園神社は混雑し、花園神社は歌舞伎町近くなもんだからアレな人たちもたくさんきてる。露店が出て飲み食いも盛大。

晩秋を 粋に楽しむ 酉の市

酉の市とは、十二支における『酉(とり)』に因んだ日に執り行われる祭礼行事(縁日/祭日)の場に立つ市(商取引の場)の事で、酉の市については毎年11月に大鳥神社といった“鳥”関連の神社の境内で開かれる縁起熊手の市を指し、浅草の鷲神社や新宿の花園神社では、たくさんのビジネスマンたちが『開運招福』『商売繁盛』を願って熊手を買いに訪れます。

酉の祭礼とは、その昔、東征から帰った日本武尊が御礼参りをした日が11月の酉の日だったのが起源のようで、その際に武器の一つである熊手を松の木にかけておいたことから、熊手が縁起御守りとして神社から授与されるようになったそうな。その後は各地の寺社で、多くの福物や金銀財宝がちりばめられた大小様々な熊手が売られるようになり、今では『開運招福』『商売繁盛』を願う店や企業やビジネスマンらに買われている。

縁起熊手とは、その爪の中に飾ってある様々な福を、清掃具のまさに”熊手”の使い方でたくさん掻き込んだ招福縁起物で、熊手の他に手箕(てみ)や船や車に乗せられた形のものもあるが、意味する規模は違うかも知れないがたくさんの福を集める意味は同じ。問題は掻き込まれた福で、種類や店によって内容が異なる。自分に合ったものを選ぶ為に、事前に意味を理解すべきでしょう。

縁起熊手のツメは5本のものが見られるが、これは人の手指の数に合わせたのか、

「(鷲のように爪を立てて)シッカリと(運や福を)掴む」

といった意味合いも含まれ、「かきこめ」「はっこめ」とも言われるそうな。

酉の日は、大抵毎年違う日になり、平日に開催される事も多く、午前零時に打ち鳴らされる「一番太鼓」の合図で始まり、終日執り行われる。仕事の終わる午後5時過ぎになると、境内からはお参りの為の長蛇の列ができ、境内はおしくらまんじゅう並に大混雑。特に夜には境内への入場制限も敷かれる事もあるそうな。

11月の一か月間に酉の日が2度ある場合は二の酉、3度ある時は三の酉といわれ、三の酉の年は火事が多いと言われたことから、浅草長国寺の酉の市では三の酉限定の“日除け守り”が授与される。

神社の周辺の路上にはたくさんの露店が立ち並び、子供から大人までのたくさんの人たちで大混雑する。

各寺社の特徴

浅草鷲神社
長国寺と隣り合わせにあり、さすがは酉の市発祥の地といった感じで、熊手の露店の造りが豪勢で大きい。場所は浅草とはいえ、中心街からはちょっと離れている感じだが、すぐ隣が旧吉原遊郭で歴史を感じる。
花園神社
さすがは日本一の繁華街・新宿といった感じで、ビジネスマンを中心とした背広組がとても多い。花園神社が芸能系の神社でもあるのと、すぐ近くに新宿ゴールデン街なる日本の代表的繁華街がある為もあり、派手系な人の来訪もある。飲食露店はたくさんあり大繁盛しているが、午後7時になると空きはほぼなくなる。

熊手の買い方

  1. まず最初に予算を決める。
  2. 予算が決まればだいたいの大きさが決まるので、次にデザインを決める。デザインは熊手屋によって異なり、金運を上げたいなら小判の多いもの、福を得たいと思うなら招き猫ものといった風に、その時の自分の要求に合う“気に入ったもの”を選ぶ。

周囲では大の大人たちの集団が盛大な手拍子と共に巨大な熊手を買っているので小さなものを買うのが恥ずかしく思えるかも知れないが、基本的に最初は一番小さい物でよく、それを年々大きく出来るように自身にハッパをかけるものとも言える。来年の為に、「来年はたくさんの福を掻き込むぞ」といった願掛けです。そもそも事実上、個人で可能な予算は数万円くらいまでであり、数十万円のものを買っているのは団体や法人では?

熊手の選び方

たくさんの福物の乗った巨大な縁起熊手を担いで神社の参道を歩く姿は勇壮だが、個人であれを買うのは金額もさることながらどこに置くのか?掛けるのか?と考えると有り得ない。ああいうのは大きなホテルや展示場の入り口やロビー、会社事務所用なのであって、個人で買うならどこに飾るかを考えて買うのが自然でしょう。大きなものを買えばいいというものではないでしょう。

熊手を買ったら

まず、毎日のように目に付く場所に飾ります。折角買っても、目につかないところに飾ったり、どこかへしまってしまってはご利益は得られないでしょう。意味を知った上で、毎日目にしては思い出すようにしましょう。

効果

縁起熊手こそ携帯待ち受け画面にしてはどうでしょう?熊手には確かに人の運気を上げる力があると言えます。自分の価値観が滅茶苦茶になって何をどう判断したらいいかわからなくなったら熊手をジッと見て進むべき方向を判断する。そんな『人生の羅針盤』になり得ると思います。

ヒント(一応読んでおくと参考になる)

■前年に買った熊手を持っていく事。■熊手屋も商人のようです。言い値で買うのではなく、値切りを試みましょう。むしろ、売り手と買い手の交渉があってこその”手打ち(手締め)”でしょう。■残り物には福があるとはいうが、やはり新鮮で種類の多い一の酉で買いたい。■酉の市で買いそびれたら、12月でも王子神社や西新井大師の『納めの大師』がある。■東京ビックサイト、浅草ビューホテル、浅草観光センター、浅草大鳥神社付近には毎年、巨大な縁起熊手が飾られる。■葛飾区郷土と天文の博物館に飾られている縁起熊手は”酉の市などで売られているものとしては最大の大きさ”らしい。■周辺道路の交通規制が正午から午後11時までの為、お祭り名物の露天商は午後10時頃から片付けに入るらしい。■初日はよく知られている人や番組企画用の熊手が売られている。

履歴

練馬駅前大鳥神社
午前1時過ぎに行くが、酉の市開催の様子はあるものの人も露天商もおらず。夕方に大変混雑するので、日中の訪問を勧める看板あり。

祭事日時

場所

都内や近郊各地の鷲神社・大鳥神社

URL
駐車場

人出で混雑するのは神社周辺だけなので、それよりも外側の駐車場ならば通常通りに利用できるものと思われる。

熊手

熊手御守りは社務所で授与されている。一本1000円くらい。派手な縁起熊手は、小さなものから大きなものまでとても幅広く、「これくらいは」と思うくらいのものとなると大体1万円から3万円くらいか。ある程度の大きさのものは個人というよりも会社や事業所や事務所で買うのでは?それもそのはずで、そもそも縁起熊手の主なご利益は「商売繁盛」。

その他

■浅草の鷲神社のほぼ隣に同じく酉の市で有名な長国寺があるのが面白い。その長国寺の山門には大熊手が飾られる。■大鳥を大取りとかけ、 宝物を大きく取り込むという 解釈もある。■江戸三大酉の市は、浅草鷲神社・新宿花園神社・大國魂神社。■大きな熊手が飾られる、浅草観光協会 / 浅草ビューホテル / 東京ビックサイト

作者作

お多福を しっかり掴めや 酉の市

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