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明治神宮で車のお祓い

新車購入につき、神社でよくなされている車のお祓いを受ける事を企画しました。以下はその体験談です。とてもよい体験だったと思いました。事前に調べたものの戸惑いや不安を持った経験から、ここに体験談等を記しておきます。

明治神宮へ行く前に

車の清掃と荷物の整頓をお勧めします。車祓いは新車購入時だけのものではありません。交通安全祈願の為に翌年の同じ時期に行う事もあります。それらの際には故障や劣化は改め、汚れは清掃する事で心理的な穢れ(汚れ)を落とすのです。スッキリする感覚が得られればそれだけでも祓いになっています。また、全てのドアを開けて内部を祓って穢れを払い、清めるので、荷室のものは全て出し、空にする事でその効果を隅々まで及ぼせられるでしょう。

車のお祓いの概要

予約は不要です
事前予約なしにいきなり車で明治神宮苑内の車祓い所まで車をすすめ、当日手続きで車のお祓いをしていただけました。明治神宮各門の衛士の方に伝えれば親切に教えていただけるでしょう。
神事は30分毎になされます
予約なしにいきなり現地に行くとはいえ、現地の神事の予定がわからず戸惑うと思います。神事は9時台からおおむね30分毎に行われます。目標とする神事の開始時刻の10分前までに申し込み手続きを済ませてください。
申し込み手続きは…
神楽殿の入り口に申し込み用紙が用意されています。「御祈願」申込書[神前奉告用]という申し込み用紙に必要事項を記入してください。願意の欄には「車のお祓い」と記入します。他、記入例が記入台に掲示されているので、参考にしながら記入します。ここに記された内容は神事の際の祝詞(のりと)で奏上(読まれる)ので、もちろん正確に、指定された通りに記載するのが最良です。
初穂料
申し込みの際に初穂料を納めます。5000円以上とされており、一万円以上の場合はお札に名前を入れていただく事ができます。初めての場合は5000円でよろしいでしょう。その後、毎年安全祈願を行うようりなり、名前入りのお札を車内におまつりする等であれば検討するという事でよいと思います。
神楽殿での神事
車のお祓いの前に、まずは車に乗る方の清め神事が行われます。乗る人全員を祓い清め、祝詞をあげ、交通安全の祈願をし、巫女による和神楽の奉奏が行われます。殿内に入ったら正座します。白い衣装の神職の方から簡単な説明があります。知っておいた方が良い内容なので聞いておいてください。御幣(白くて長い紙のついたお祓い用具)を使ったお祓いの時には「お直りください」の声がかかるまで軽く頭を下げます。祝詞の奏上の時には自分の名前と住所とお祓いの目的(交通安全祈願)等が奏上されます。神事の終了後、「お札・おさがり(お神酒と杯、神饌の羊かん、海苔、明治神宮の案内の冊子)」やお札とステッカー等をいただきます。
車のお祓い
神楽殿の横にある車祓い所にていよいよ車のお祓いが始まります。神職の方と共に車祓い所へ移動し、全てのドアを開けてお祓いをしていただきます。

車のお祓いが終わった後

境内散策
お祓いが終わった後、境内を散策したり展示室や宝物館や内苑を見る事もできます。その場合、車は一度車祓い所から出して駐車場へ移す事になるでしょう。
食事
明治神宮文化館で食事ができます。礼服着用の場合はレストラン 代々木がオススメです。礼服を汚さずに済む料理が手頃な価格で飲食できます。軽食でよければフードコートがあります。

以上で、車祓いのすべての行事は終了です。

いただいた名前入りのお札とステッカーを早速車にとりつけました。ステッカーは車の後部に貼るのはよいのですが、お札をどうするかと迷います。お札はビニールのケースに入っており、吊るせるように紐が付いているのですが、室内ミラーから吊り下げるのはいかがなものか?と。結果的に、運転席と助手席の間の天井が手頃なようです。あとはどうやってそこに張り付けるかが問題です。

車祓いは明治神宮以外の神社・神宮でもなされています。例えば、湯島天神でもそういう施設をみた事があるような・・・。
心の清浄を意識している方は新車購入や免許証取得を機に、その日を交通安全祈願の日にしてみてはいかがでしょうか?忙しい日々の生活に追われていると安全や安心についての心がけを忘れてしまい、事故を起こす結果にもなるようです。年に一度は交通安全を思い出す日。それを、祈願日にするという案はいかがでしょう?

明治神宮webサイト

注意

吉日の日曜日は混雑しました。神事は七五三とその家族も合同での実施でした。