葛西臨海公園 初日の出

元旦の初日の出は期待できるとのNHK天気予報。（2023/12/31）

東京都内で、高層ビルにのぼらずに初日の出が拝める数少ない場所であり、あの東京ディズニーランドのシンデレラ城付近から昇る日の出が見られる場所でもあって、葛西臨海公園は東京でたくさんの人が身近に初日の出が見られる最たる名所の一つと言えるでしょう。深夜の初詣に続いてここで初日の出を見るのが恒例行事になっているグループもあるようです。

予想する日の出時刻が午前6時50分という事で、午前6時過ぎの海辺にはたくさんの見物客が集まります。皆一様に、ディズニーランドのシンデレラ城から昇る日の出が目当て。見物できる場所は海岸やその上の丘、西なぎさやそこまでの橋ととても多い為、あれだけの混雑がありながらも今のところはおしくらまんじゅうにならずに見物できています。

鉄道は年末年始の終夜運行がなされ、公園は葛西臨海公園駅の直ぐ前で、駐車場は広大なものが3カ所あるし、水場やトイレや屋内施設も利用でき、見物場所は広くて多いので、個人は勿論、家族連れからカップルまでの幅広い層で利用し易いところと言えます。

防寒対策を充分に

見物場所が海岸で風が強く寒いので、防寒対策が大変重要です。鉄道利用の徒歩で来園する場合、日の出時刻までどこでどう過ごすかが大問題。温かく過ごせる屋内はクリスタルビューと呼ばれる施設とその地下の休憩所内があるにはあるが、来園者の総数に比べて全く足りません。現地での日の出までの待ち時間はずっと屋外になるので、当日の天気予報を注視し、真冬に耐えられる温かい服装を基本とし、冬用の温かい帽子や毛布、雨合羽を持っていけたらより安全でしょう。魔法瓶に温かい飲み物を入れて持参できたらとても良いでしょう。

現地の様子

駅や駐車場から海辺までの間にトイレや水場はあるにはあるが、列ができる事があります。大観覧車は終夜営業し、西なぎさ（葛西海浜公園）は午前6時開場。これらからも日の出が見られたようです。園内の売店と駅前のファーストフードの営業開始は午前8時頃の模様。自動販売機は屋外と休憩所内でたまに見られるといった数が設置されています。富士山がよく見えるので、初富士も見られます。

初日の出の直前直後の駐車場の様子

駐車場は午前2時頃はまだ空き空き状態ですが、午前4:30頃には第三駐車場を指定されたもののすんなりと駐車が出来た(平成31年(2019)体験)。以後、時が経つにつれて来園者が増え、入り口ゲートを入る際に小渋滞が発生。最終的にはあの広大な臨時駐車場までが満車になるようです。日の出が終わると共に一斉に帰り出し、出庫ルートでは渋滞が起き、2018年には30～40分待ちの車を目前にしました。第一駐車場では西側にある臨時出口（都心方面）が開かれるので、都心方面に行く場合はその出口の方が大変便利です。

初日の出見物後の提案

凧揚げの名所

海岸から吹き込む風は凧揚げにとても好適です（若干強いくらい）。初日の出を見終わったら広場に移って凧揚げをする案があります。ほとんどの人が初日の出を見終わると帰るので、園内は広々と使えるでしょう。園内売店では凧と糸のセットが売られてはいますが、あまり多くの人に求められるとすぐに売り切れそうです。

釣り

車利用であれば、ちょっと移動したところに若洲海浜公園があり、元日の海釣り施設は釣り人もほとんどいないので独占状態になります。

都心ドライブ

通常日の土日祝日の都心部はとても人が少なく、年末年始の道路はたいへん空いているので、都心部ドライブには好適です。コンビニやファミレスやガソリンスタンドなど日頃から24時間営業を謳う店舗は意外と年末年始も営業するところが多く、いつも通りに利用できます。そのまま都内の初詣名所へ行く案もあります。

東京の初詣名所

園内でのんびり過ごす

日の出が終わると一斉に帰り出し、人の姿が園内からほぼ消えます。それはそれは激しい差です。よって、日が昇る頃には園内は悠々と広く利用できるので、元日を屋外で混雑を避けながら悠々と過ごしたい人には大変有力な穴場と言えます。ただし、屋外は寒いです。

葛西臨海公園の周辺

海を挟んだ向かいにある若洲海浜公園も日の出客で大混雑するが、葛西臨海公園と同じく日の出が終わるとほぼ無人状態になるので、一人屋外で悠々と時を過ごしたい人には適しているでしょう。海釣り施設もほぼ無人です。ただし、葛西臨海公園から徒歩で向かう場合は新木場駅からかなりの距離を歩く必要があるので、マイカー利用客向けと言えます。

葛西臨海公園で初日の出が見られる場所と地図

履歴

ページ更新日： 2024-06-03