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靖国神社 みたままつり

靖国神社 みたままつり

みたままつり期間中は、境内への”びん・缶”の持ち込みはできません。

毎年7月13日から16日まで、東京九段の靖国神社で開催される、戦没者のみたまを慰める夏祭りです。盆の行事に因んで昭和22年に始まり、境内にはたくさんの献灯(みあかし)が掲げられ、まさに日本のお祭りといった感じ。東京都内の神社の夏祭りとしては最たるものでしょう。能楽堂では各種だしものが行われ、日本の祭り情緒を強く感じさせてもらえるお祭りです。

参道に入ってまず多くの人たちの目を引くのが黄色い提灯。露天の並ぶ参道沿いにずっと並んでいます。参道中ほどの大村益次郎像周辺では、夕方から東京音頭等の盆踊りが開催されます。その周囲でならば飛び入りで一般も参加できるのですが、意外にも小学生くらいの男の子や外人さん、若者なんかも踊っていました。

中の門をくぐって本殿前に来ると違った種類の提灯がたくさん並んでいます。書や絵の描かれた四角い作品で、よくその名を耳にする有名人の作品などもずらっと並んでいます。また、能楽堂ではいろいろな演奏や演芸ショーなどが開催され、日替わりで各種芸能が披露されます。

拝殿で参拝したらこの機会に遊就館(有料)に行ってみてください。日本古来の武士の武具文物から幕末明治、靖国神社の成り立ちから太平洋戦争までの戦争記録や遺品などの展示や映像が見られます。特に、太平洋戦争に関する遺品や説明は詳しく、それら全てをジックリと見て読んでまわると数時間はかかると思われるので、充分な時間を取って行ってみてください。ひょっとしたらこれまでの印象とは違った話に触れられるかもしれません。また、武器や兵器、日本軍というといろいろと印象が悪いかも知れませんが、開戦前までの歴史的経緯や開戦時に日本がおかれていた立場状況などは知らない人が多いのでは?また、何十年も前に作られ、今では到底使えないような武器や大砲からはとてつもない力強さを感じることと思います。教科書や参考書からでは伝わらない現実感が得られると思います。

午後7時過ぎでもこれから祭りにいくような浴衣姿の方々が見受けられたので、この時間でも遅いこともないようです。境内前方に毎年開店するお化け屋敷は今では全国でも数店しか無いのだそうです。

神社は午後9時半で閉門となり、お祭りは10時くらいまでやってるとのこと。閉門前には神門前の献灯は一斉に消され、警備員のアナウンスはイライラ感が増します。名残惜しいかも知れませんが、夏祭りはまだまだ余所で続くので、流れに逆らわずに帰路につきましょう。

オススメの楽しみ方

まずは何よりも参拝しましょう。そしてこの機会に、遊就館(有料)で戦争の歴史に触れてみては。幕末明治からの戦争、特に、第二次世界大戦・太平洋戦争に関する展示には思うものがあるでしょう。各種報道でもよくその名を聞く靖国神社がどういった神社なのか、ほとんど報道されない事にも触れることのできる機会です。当神社の本分体験が終わったところで舞台を見たり参道の露天へ。飲食しながら一日の体験や思ったことを語るのも楽しいでしょうまた、最後にお化け屋敷などの見世物小屋を見て心明るく帰路につくのもよし。

遊就館には飲食所や土産コーナー、ロッカーあります。

2019

全日、曇りまたは雨の天候で肌寒い気温に。

2018

露店が復活。

2017

15日を見物。露店の出店なし。常設の茶屋のみ。遊就館の奥に木造の新しい休憩所ができていた。当神社の駐車場は利用できるが順番待ちの車列が靖国通りにできていた。

2015

露店の出店が禁止に。原因は、ナンパ。

2014

初日にして夕方から大混雑になり、境内は人で飽和状態に。


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参拝時間

拝殿前での参拝は、午前6時から午後9時30分まで可能。

持ち物アドバイス

露天で食べ物を買うと手がベタベタになるので、ウェットティッシュなどあると便利。また、夜になると真っ暗になるので、小型の電灯などあると役立つことがあるかも。

交通
電車
地下鉄・九段下駅下車、徒歩数分。市ヶ谷駅からは徒歩10分くらい。
駐車場

靖国神社には駐車場はあるが催事のある時は頼れない。靖国通りを隔てた向こう側にコインパーキングあり。

周辺情報

九段下駅方面にコンビニや居酒屋あり。

靖国通り沿いにコンビニや喫茶店があるが、あまり多くはない。

市ヶ谷駅方面に行くと、飲食店や居酒屋などが比較的多くあるようです。

おみやげ/名物/名産

東京みやげ的なものが境内売店にあり。遊就館の喫茶では海軍カレー他、ここならではのおみやげや食事ができます。

参考URL http://www.yasukuni.or.jp/