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麻布十番納涼祭り / 六本木ヒルズ盆踊り

麻布十番納涼祭り / 六本木ヒルズ盆踊り

毎年8月中旬に港区麻布十番付近で開催される、町を挙げての恒例のお祭り。特に大きな見せ物が無いので、『麻布十番という街そのもののお祭り』と言える。六本木ヒルズのすぐ近くという場所柄、会場はそれこそもみくちゃになるほどの見物客で道は溢れ、大変な賑わいを見せる。ここは大使館街でもある為、各国大使館主催の露天が出たり、飲み屋街・六本木らしくカクテルやドンペリの露天売りもなされる。

★(より空いている)自宅の最寄駅でPASMOやSUICAは充分にチャージしておくこと。切符利用なら、現地についたらまず帰りの切符を。★ 直接に麻布十番駅を利用するより、六本木駅を利用した方が多少は駅内混雑は回避できるかも。★ 雨具は傘より合羽系の方が適すでしょう。★ベビーカーは不向きでしょう。

この日は電車で移動すると車内に浴衣姿が多く見られたりします。驚いたのは、地下鉄の麻布十番駅で車内のほとんどの人が降りたこと。浴衣姿は勿論、乗客で込み合っていた車内は麻布十番駅でガランとしてしまいました。これだけでもいかに祭りが混雑するかが想像できます。

祭りの特色とオススメ

この麻布十番納涼祭りの一番の特色は大使館の出店(?)があること。麻布十番といえば大使館密集地帯なので、各国大使館による珍しい名物・飲食物の出店があります。

今回、私が試してみたかったのがナンです。この露天が大使館かどうかはわかりませんが、インド系のお店で出していました。カレースパイスと30センチちょっとくらいの 「ナン」 で900円とまあ安くはありませんが列が出来ていました。ただ買おうにも価格はよくても長蛇の列でちょっとためらってしまいます。

麻布十番というともう一つ、飲み屋が多いのが特色ですが、その飲み屋がカクテルの露天を出店し、その場で調合してくれます。普段、あまりこういった飲み屋さんと馴染みの無い人は軽く体験できます。特に、ドンペリをグラス売りする露店は他ではまず見られないでしょう。

同時期、六本木ヒルズ盆踊りも開催されます。

帰りの切符について

先に帰りの切符を買っておこうと思っても、切符売り場には既にそういう人たちで列ができているので、SUICA とか PASMO とかのカード使用をオススメ。出発時に最寄駅でチャージして行きましょう。現地で切符を買おうとすると先でも後でも結局は長蛇の列に並ぶハメになります。

現地の様子

改札を出るとすでに人混み。係員が祭り客を誘導しています。地上に出ると、本格的な人混みです。それこそ座る場所や居場所がありません。どうしているかというと、露店街の街外れの路肩に腰を下ろしています。


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みどころ

商店街沿いに露店がびっしりと並ぶ他、高速度道路下には各国大使館の各国料理の露店、広場ではイベント開催。

オススメの楽しみ方

地元の商店会?が駅の近くのテントで祭り会場等の地図を配布している。

URL

http://www.azabujuban.or.jp/

交通
<電車>
都営地下鉄大江戸線、麻布十番駅下車すぐ。
<バス>
渋谷から六本木ヒルズ行きで、六本木ヒルズ森タワーを起点に往復する方法も面白いでしょう。
駐車場

会場からかなり離れたところであれば普段通り使えると思われますが、会場周辺はほぼ無理かと。

おみやげ/名物/名産

およげたいやきくんのモデルになったという浪花屋総本店のたいやき。

注意

残念ながらこの企画も年輩の方には向かないと思います。会場中心部の道路は大変混雑するし、座れるところが圧倒的に少ないし、みつけたとしたら路肩の路上です。普通に利用できる飲食店というと会場から離れる必要があるでしょう。足が持ちません。