江古田浅間神社の富士塚 江古田富士 お山開き
富士塚とは、江戸時代に富士山をご神体として崇め、修行の場とし、信仰した集団である“富士講”の人たちが、各々の地元郷里に築いた人造の小さな富士山のことで、江戸をはじめ、関東一円に数多作られたものの一部が、今も神社や寺院の境内などで受け継がれています。
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ここ練馬の江古田富士は、都内に現存する富士塚の中では比較的よくその形を残しているもののようで、富士山本山や他の富士塚と同様、毎年7月1日の開山日に開山祭が執り行われ、その際に拝殿後方にある富士塚が一般開放されます。
塚には小御岳神社や身禄尊祠など、富士講にとって重要な存在を表す石碑や記念碑の他、一合から十合(頂上)までの各合を示す小さな標柱が登山道に沿って立てられており、頂上には奥宮である祠が祀られています。元来、富士塚は富士山に行けない人が富士山に登ったのと同じご利益が得られるようにと造られたものなそうなので、築造当時は頂上から富士山を拝んだと思われますが、今は頂上周辺の緑が濃いのと高層建築が多い為、残念ながら見えません。
本山と違って小山とはいえ、塚にはゴツゴツとした溶岩が多数使われており、段差が高いので、つまずくと怖い気がします。歩き易い履物で来る事をオススメします。
2016 | 正午過ぎに登山。登山者は時々3~4人連れが来て混雑を感じる他はチラホラといった感じ。晴れ気味の曇りといったところで、塚に登るだけで汗をかく気温と湿度。ハンカチ・てぬぐいなどの持参をオススメ。 |
2015 | シトシトとした雨天。参拝者は減るだろうが、塚はぬめり、滑り易くなっていました。 |
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特徴 | 国指定重要有形民俗文化財 |
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公開日時 | 毎年1月1日から3日の3日間と7月1日の午前9時から午後3時頃まで |
入場料 | 無料 |
服装 | ヒールの高い履物は完全に不向きです。最初から富士塚に登る予定で来るならば、そういう靴は選ばないでください。 |
持ち物 | ハンカチ・てぬぐい・タオルなどの汗を拭くもの。杖は役立つと思います。 |
オススメの楽しみ方 | 神社なので、まず参拝してから登拝しましょう。参拝後はすぐ近くの商店街の飲食店で一休みするのもよいが、境内入口すぐ横にある鉄道横断トンネルを通って西武池袋線の反対側に出ると飲食店や居酒屋が多くある。近年、江古田駅南側ではラーメン店が多く出店し競い合っているのでオススメ。 |
交通 |
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駐車場 | 周囲には小さなコインパーキングがあるにはあるが、道は狭くて通るにも探し回るにも不便なのでオススメはできません。 |
周辺情報 | 神社のすぐ近く・西側は江古田北口商店街。スーパーや商店街、飲食店あり。 |