東京湾大華火祭 観覧のコツと穴場(当面休止)
毎年8月の中頃に東京港で開催される、都内で人気最大級の花火大会です。
とにかくどこも混雑します。観覧は、大会主催者が開設する場所での観覧とそれ以外の公園や路上や営業施設等での観覧に分かれ、前者は入場整理券が必要な場所と入場自由な場所(制限あり)、個人協賛席とがあります。入場整理券は事前申し込み抽選制で、個人協賛席はチケット購入制です(詳細は中央区HPで)。
上記以外の場所での観覧は、施設利用以外は公共の場所となるので基本的に無料で、その多くがお台場海浜公園や潮風公園付近の臨海部での観覧になります。
- 東京湾大華火祭 芝浦埠頭から(2005)
- 東京湾大華火祭 潮風公園から(2006)
- 東京湾大華火祭 お台場海浜公園から(2008)
- 東京湾大華火祭 晴海主会場から(2013)
開催の可否
中央区ホームページで報知されます。たくさんの人が一度にアクセスするせいか、開催当日はかなり重くなります。
場所取り
■見える場所
どの観覧場でも、現地に行ったらまず、どこから打ち上げられてどの辺りに花火が咲くかを確認すべし。場所が空いていてもいざ打ち上げが始まったら立ち木に遮られたという場合が多くあります。
■待ち時間
場所取りが終わって待っている間は、40度前後の高い気温と強烈な日差し、突然の豪雨に見舞われる事が実際に起きたので、必ずこれらへの対策をして行きましょう。帽子、大き目の日傘/雨傘、敷物、サングラス、飲み物(クーラー)は必ず持参。
テスト花火
毎時間、ちょうどの時刻にテスト花火が上がるので、それで打ち上げられる場所と風向きを確認できます。風向き情報は意外に重要で、風が自分らの方向へ吹いている場合、打ち上げの際の煙で花火が遮られ、見えなくなる可能性があります。花火の観覧には風下は絶対に避けたいところです。
花火の見え方
花火は爆発すると煙が出るので、全く風が無いと煙が立ち込めて花火が煙の中に入ってしまいキレイには見えないし、風が強過ぎると花火の形が崩れてしまいます。花火の観覧には、ちょっと待てば前の煙がその場から無くなるくらいの風力が最適です。現地で場所取りを検討する際には風向きまで考慮できたら最高と思います。
終了後
打ち上げ終了直前から帰りの混雑を嫌う人たちが帰り出し、最寄の駅や交通機関はパンク状態になります。都心方面の道は大渋滞するので、直ぐに帰宅の途につくよりも、暫くはその場で飲食などして過ごし、最も混雑する時間帯を避けられたら上手いでしょう。よって、打ち上げ中は観覧に集中するとして、終了後にその場で飲食などして1時間ほど過ごすのはいかがだろうか。ちょうど空き始めた頃に帰路につく寸法です。
見えなかったら
もしも座った場所で見えなかったら、その時は今回ばかりは基本的に諦めましょう。移動したところで、見える場所には必ず人が居ます。空いていてもそこは見えない場所なんです。それならば、次回の為に見える場所を確認して次回にリベンジにするのが賢いでしょう。実は良い場所を確保してる人たちはそういった経験を何度かしているのです。それに、打ち上げ中にあちこち出歩くと嫌がられます。
見えなくても・・・
ただし、打ち上げ開始後、1時間ほど経つと、観覧疲れと終了後の一斉帰宅混雑回避を意識した多人数グループの退場が出てきます。その頃に見回ってみればよく見える場所を確保できる事もあるようです。
ホテルから見る東京湾大華火観覧祭(ディナーや宿泊プランなど)
※必ず事前に実際の見え方をホテル側に確認してください。
- ホテル インターコンチネンタル東京ベイ
- 竹芝桟橋側。打ち上げ場所にとても近いが、花火は横方面からの角度になるでしょう。
- コンラッド東京
- 汐留地区から浜離宮越し(ガーデンビュー)に、部屋の正面に見えるでしょう。
- パークホテル東京
- 竹芝桟橋側。汐留地区。海側上層階の部屋の天井まである大きな窓から東京湾大華火祭の花火が観覧できるらしい。
- ホテルマリナーズコート東京
- 晴海ふ頭側。披露宴も行っているホテル最上階の「ルアーブル」からレインボーブリッジを背景に正面からの花火が観覧できるらしい。
- ホテル グランパシフィック LE DAIBA
- お台場海浜公園・潮風公園側。花火の見え方はレインボーブリッジ越し。
- ホテル日航東京
- お台場海浜公園・潮風公園側。花火の見え方はレインボーブリッジ越し。
泊りがけで東京湾華火祭会場まで見に来るのに便利な宿泊施設
- シーサイドホテル芝弥生<JR東日本ホテルズ>
- 日の出会場に近い。ホテル内からの花火見物は無理がありそう。
- 晴海グランドホテル
- 晴海会場に近い。
2014 | 台風による強風のため中止となり、協賛席は払い戻しに。 |
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持ち物アドバイス | 敷物、雨具は絶対に持っていくべし。ラジオがあるとFMで解説が受信できる模様。他、バンダナ、てぬぐい等の暑さ対策と、数時間の暇を潰せる本など。水を持っていけば飲料の他に手洗いにも使えるので、凍らせてビールと一緒に保冷バックに入れて持っていくのは賢い。ほか、ウチワやウェットティッシュなどあると役立つ。約1時間半ほどの観覧時間、地面に座っていると尻が痛くなるので、座布団等のクッションも役立ちます。 |
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買出しアドバイス |
潮風公園では大会関係?の露店はあるにはありますが圧倒的に少なく感じました。自販機も少なく、あまり見かけません。飲食の買出しにはアクアシティーまで行くことになるでしょう。徒歩で10分はかかり、露店には長蛇の列ができ、コンビニ・酒屋はレジ待ちの列が長くできていて諦めました。買出しはやはり来る途中か前に済ませての持参が最高です。でも、飲み物はあったまってしまうので、これだけは現地入手とするか、ペットボトルで凍らせた飲み物と一緒に持っていくと現地でちょうど飲み頃になるみたいです。 |
オススメの楽しみ方 | 花火打ち上げ中は花火観覧に集中すべし。打ち上げ前にはあまり飲食はせず、終了後に混雑解消待ちを兼ねて飲食するコレ最高かと。また、観覧一等地でも打ち上げ開始から一時間も経つと、疲れと終了後の混雑回避を見越したグループらの退場なども発生する為、場所取りは必ずしも諦めるべきではないとも。 |
駐車場 | 青海臨時駐車場、1500円/日(2010)。潮風公園近くの時間貸し駐車場利用できます。ただし、15時の時点で第一駐車場は空き待ちの満車で、第二ならば空車ありました。夏の直射の中、待ち時間中の車内冷房は欠かせず、エンジンをほぼかけっ放しながらの1時間待ちになってしまいました。 |
周辺情報 | 【潮風公園】大会委員会関係?のテント出店あり。ただし、列できます。コンビニはアクアシティーまで徒歩10分ほど。 |
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注意 | 花火大会のように狭い地域にたくさんの人が集まる場所は携帯電話が通じにくいようです。待ち合わせは事前に場所指定する事をオススメします。 |