オクトーバーフェスト 秋の収穫祭
『9月なのにオクトーバーフェストとはこれ如何に??』
2005-2006年の『日本におけるドイツ年』企画で日比谷公園で開催されたのを機に、その後は毎年、今では全国各地で開催されているらしい。オクトーバーフェストとは収穫祭のことで、毎年ドイツのミュンヘンで開催されるビール祭りは世界的に有名。日比谷でのこのイベントはその東京版といった感じで、本場ドイツから民族楽団を招き、ドイツの音楽やヨーデルの生演奏に民族衣装を着た女性のダンスを見ながらドイツ語の乾杯の音頭でビールを乾杯しあうという、なかなかお目にかかれない、異国情緒たっぷりの、賑やかで楽しい大人のイベントです。
現在では2団体が交互に開催しているようで、一つは日本のアサヒビールの、もう一つはオクトーバーフェスト実行委員会なる団体のもの。双方とも、ドイツの大使館や観光局が後援とされています(2014)。
規模はおそらく本場ドイツには叶わないのでしょうが、東京の人が身近なところでドイツとその文化やお祭りを体感できる貴重な機会だと思います。平日は夕方の終業時間頃から席が埋まりだし、楽団が演奏を始める頃には立ち見も多く出るほど会場は混雑し、賑やかになります。
イベント観覧は無料で、飲食に費用がかかるのみ。9月開催ということで冷たいビールを飲むにはちょっと肌寒かったりする日もあるのですが、ドイツからの生の伝統文化に触れながら、いつもとは違うビールを、いつもとは違う飲み方でほろ酔いしてみてはいかがでしょう?ちなみに、行くならば右の『乾杯の歌』を理解しておくとよいでしょう。楽団が乾杯の演奏を始めたらこれを唱えます。
アサヒビール オクトーバーフェスト
アサヒビール主催の催事では、ビールが500円に肉系の料理が500円から800円といったところなので、1000円ちょっとで本場ドイツの生演奏を聴きながら大きな串焼きを肴にジョッキビールが楽しめます。ビールはとても冷えていて泡が細かく、クリーミーな感触。話題のスーパードライ エクストラコールドからドイツ由来の『レーベンブロイ』のほか数種類出品されていて、管理や注ぎ方までバッチリ。アサヒビールの気合いを感じます。今や毎度お馴染みとなったヨーデルクイーン ベロニカ・レンツさんの歌声やドイツ楽団『Top4Plus』が演奏するドイツ民族音楽、特にかわいらしい『アヒルの歌』の踊りは今やたくさんのファンを持つ当企画の名物になっています。
オクトーバーフェスト委員会
一方、オクトーバーフェスト委員会の催事では、同じく本場ドイツの楽団の演奏に加え、ドイツ直輸入のビールが楽しめます。輸入物の為か値段は張りますが、シュパーテン(spaten)やエルディンガー(erdinger)、ビットブルガー(bitburger)やケストリッヒャー(kestricher)といった日本ではまださほど馴染みのないブランドなので、今まで飲んだ日本のビールとは違った見た目や味に異国を感じる事ができるでしょう。
欧米好きやビール好きには絶対にオススメ。既に定着ファンは多いようです。雨の日やちょっと気温が低い日は空くので悠々と楽しめるでしょう。
※年齢確認あります。
オクトーバーフェストとは
オクトーバーフェストとは、毎年9月下旬から10月上旬までの2週間、ドイツ南部のオーストリアに近い都市・ミュンヘンで開催される世界最大のビールのお祭り。ミュンヘン駅にほど近い東京ドーム9個分もある広大な広場には、ドイツ国内のビール醸造所が開設する数千人収容の大テントが10張以上設営され、ドイツ人だけでなく、世界各国からの観光客らで混雑する。みどころ、ドイツの伝統的楽団による景気良く力強い演奏やオクトーバーフェストの為に特別醸造された1リットルの大ジョッキビール。それを、ドイツの力強いウェイトレスたちがいくつものジョッキを両手に抱えて運ぶ姿が圧巻です。もともとは1810年のバイエルン国・ルードヴィッヒ皇太子婚礼祝いの競馬行事が発端だったが、その後はビール祭りへと発展。今では世界的に有名なビール祭りとして有名となり、世界各国から観光客集まる。≫ 公式サイト
2014.9 | 混雑覚悟したが、土曜の夜にしては会場や席に余裕があった。また、噴水後方にも席が増設されていた。五浦ハムのハム焼(串焼き)がとても歯応えがあって美味でした。オススメです。 |
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