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潮来あやめまつり 潮来花嫁さん 嫁入り舟

水郷潮来いたこあやめまつり 潮来花嫁さん 嫁入り舟

潮来あやめまつり

東京から東関東自動車道の終点に当たる水郷、潮来(茨城県潮来市)。毎年5月の下旬から6月下旬頃になると市内のあやめ園ではあやめ(花菖蒲)が見頃と満開を迎え、この季節に合わせて水郷あやめまつりが開催されます。祭り期間内には水郷として有名な当地の嫁入りの儀式である嫁入り舟が運行され、今では滅多に見られなくなった伝統的な嫁入り舟を見ようとたくさんの観光客らが押し寄せます。

名物 嫁入り船

嫁入り舟に乗るのは、事前に一般公募された新婚または結婚予定の本物の花嫁さん。地元の旧家 磯山邸で身支度を整え、人力車で出発した潮来花嫁さん一行は、あやめ園の正面にある潮来花嫁さん記念碑の前で降車。儀式を執り行った後、船頭さん・仲人(または両親)、そして花嫁さんがあやめ園内の通路を歩いて乗船場へと向かい、ろ舟(「艪舟」または「櫓舟」とかき、「ろふね」と読む、艪を漕いで操るタイプの小舟)乗り場前で乗船。舟が桟を離れ船頭がギッチラギッチラとこぎ始めると嫁入り舟運行の開始。発船した嫁入り舟は夫の元へと進みます。一連の行事は大変ゆっくりとした歩調と進行で行われ、その情景はまさに“花の季節の花嫁さん”です。運行はあやめ祭り期間中の水・土・日曜日で、開始時刻は以下の通り。

水曜日
11:00
土曜日
11:00、14:00、19:30(宵の嫁入り舟)
日曜日
11:00、14:00

その他の楽しみ

あやめ園から徒歩でほどない茅葺(かやぶき)屋根の本堂を持つ長勝寺は源氏の家紋を頂く源頼朝開基のお寺で、境内はとても静かで落ち着きがあってオススメ。参道のアジサイはあやめ園の花菖蒲と同じく見頃を迎えている。

持ち物

梅雨の時期なので、降雨の予報がきかれたら持参をおススメ。現地には雨をしのぐ事のできる屋根のある施設は充分にはありません。
うちわ
梅雨時なので湿った暑さを感じるでしょう。
てぬぐい
湿度が高く暑いとけっこう汗かきます。
つば付きの帽子
雨天や雲天時はともかく、一度日差しが入るとけっこう強烈です。

現地の様子

お祭りにつきものの各種露店は出ます。あやめ園周辺にコンビニあり。立ち寄り湯が近くには無い。

2019

5月25日、NHKで潮来あやめまつりの開催が紹介された。

あやめ園について

通路がカギ型に曲がった太鼓橋のように背の高い水雲橋が象徴的。その頂上からは水路やあやめ園が展望でき、園内からは櫓舟(ろふね)遊覧や人力車周遊ができてとても和趣の濃いあやめ園です。

開催期間

毎年5月の下旬頃から6月の下旬頃まで

休園日

園内には24時間いつでも入れる

入園料

なし

みどころ・施設

長勝寺 / 水郷旧家磯山邸/愛友酒造/二本松寺/水郷まちかどギャラリー

オススメの楽しみ方

あやめ園と嫁入り舟を観覧後、長勝寺まで徒歩圏内。

URL

茨城県潮来市公式ホームページ / 水郷潮来観光協会

交通
電車
JR鹿島線潮来駅から徒歩数分。駅前から路上にペタペタと足跡がついているので、それに従ってついていくと「潮来花嫁さん記念碑」「ろ船のりば」「あやめ祭 大会本部」に行きつく。
バス
東京駅八重洲口から高速バスで、水郷潮来バスターミナルまで75分。
東関東自動車道の終点から15分くらいか。
駐車場

潮来駅の反対側の地元のショッピングセンター アイモアの2階屋上が無料の臨時駐車場として開放される。アイモア館内にはスーパーマーケットや100円ショップやパン店、各種店舗があり、あやめまつりの写真も展示されている。

周辺情報

道の駅 いたこ / あそう温泉 白帆の湯 / かんぽの宿 潮来

おみやげ/名物/名産

川魚の佃煮など